藤原岳'2006/5/3             使用カメラ:RDC-i500(RICOH)

 福寿草の藤原岳

       

藤原岳は、田中澄江による花の百名山にも選出されており、特に福寿草が有名である。ガイドブックによれば3月の中旬から4月の中旬が見ごろということで、今年は是非にと考えていたが、残念ながら天気と仕事で都合がつかず、時期を逃した感があった。それでもゴールデンウィークに天気が良さそうだったので、まあ、他の花も咲いているだろうし、少しは福寿草も残っているかも知れないと、あまり期待もせずに登りに行ったのだが、この冬の寒さのせいか、うれしい誤算で山頂付近で福寿草の花を沢山見ることができた。特に藤原避難小屋から天狗岩にかけての群生は大変見事であった。また、カタクリ・アマナ・キクザキイチゲ・ヒトリシズカなど多くの花も見かけて、大変満足の行く山行となった。

【アクセスの記録】

車で朝5時出発。名神尼崎から八日市まで高速を使用。(本来は彦根で降りた方が早いと思うが100kmを超えてしまい、ETCの都市部夜間割引(半額)が適用されなくなるため、ちょっと手前の八日市で降りる。:通行料\1450也)八日市からはR307-R306と進み、西藤原駅近くの聖宝寺近辺の駐車場に車を止める。この日はGWの後半戦初日ということもあり、早朝から高速が渋滞していたため、3時間ほど掛かった。通常なら2時間ちょっとというところだろうか? 帰りは、R306を亀山方面に向かい名阪国道に入るが渋滞につかまり、R163に逃げるがこちらもどつぼ。R168-R1-中環経由で約6時間。お尻が腐るかと思った。

【山行記録】

聖宝寺登山口から鳴谷の滝を見て、裏登山道を登る。長命水を過ぎ、2合目付近で猿の群れに遭遇。途中、雑木林にヒトリシズカやカタクリ、イチリンソウなどを見かける。山頂が近づくにつれ福寿草が徐々に沢山見られるようになる。避難小屋に荷物をデポし、藤原岳山頂を往復。天気は快晴。白山あたりであろうか、遠くに白い頂が見える。途中、キクザキイチゲ、ショウジョウバカマなどに遭遇。さらに折り返して天狗岩にも往復。なだらかな山道の傍らにアマナがちらほら。天狗岩近くの福寿草の群生は大変見事であった。避難小屋近くでインスタントラーメンを作り昼食にする。帰りも同じ道をたどり下山。

 

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