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| ちょっと気まぐれに、最近の出来事や、思ったことなどを書き綴ってみようかと思います。 |
| 〜白山〜 海の日(7/21)に、白山を登ってきました。この季節の山小屋の混雑はちょっと避けたかったので、少しきついかな、とは思いましたが日帰りを強行しました。市ノ瀬の駐車場に車をとめ、別当出合まではシャトルバスで移動。朝5時半に登りはじめ、バス停に降りてきたのが昼の3時。まあまあ順調に行けました。まだまだ若いと思ったのもつかの間、次の日には足が鉛のように重くなってしまいました。 白山は花の百名山に選ばれているだけあって、高山植物が豊富できれいです。しばらくは、また、写真の整理と、花の名前を調べるのとに格闘です。アルバムのアップはしばしお待ちください。 半そで・半ズボンで登っていたら、えらく変に焼けてしまって、星一徹状態です。 父ちゃん、はずかしいよ。 '08/7/23 |
| 〜蝶の渡り。その三〜 アサギマダラは、春は南から北へ、そして秋になると反対に南に戻る。アサギマダラは蝶の中では非常に長生きな部類であり、成虫で4か月以上生きるらしいが、とはいえ、北上する蝶と南下する蝶は同じ個体ではなく、子供もしくは孫にあたる蝶である。つまり世代を継いで渡りを完成させるのである。 これはよく考えると、とても不思議なことである。 卵から孵った蝶の幼虫は、親の蝶から何ら教えを受けるわけにはいかない。幼虫は蛹になり、羽化した時に、誰から教わるでもなく、南へ飛ぶべきか北に飛ぶべきかを知っているわけである。そしてその飛ぶべきコースも・・・。広大な海の中の何処に目指すべき島があるのか、生まれながらにして知っているのである。 どのような選択進化が、自然淘汰が、このような不思議な本能をもたらすのだろうか。 虫の気持はとてもワカラナイ。 '08/7/15 |
| 〜蝶の渡り。その二〜 我が家では毎年この時期になると、信州から生の杏子を取り寄せ、ジャムを作ったりお菓子を作ったりしている。今年も、今日熱い中を、妻が頑張ってジャムとお菓子を作ってくれた。 感謝。 杏子は生で食べても、枇杷のようなちょっとあっさりした味がして、それはそれでおいしいのだが、少し熱を入れて加工すると味が濃縮されて一層おいしくなる。生の杏子から作ったお菓子は、ジューシィーで本当においしい。今日、作ってくれたお菓子はアンズのクラフティー。わたし好みに甘さに控えめで激おいしかった。
さてアサギマダラの話。浅葱斑。文字通り浅葱色の斑な蝶なのであるが、浅葱色とは風流な呼び方である。ネギに由来する色なのだが、実際にはネギよりもかなり青い色を指すらしい。一方この蝶の英語名は「Chestnut Tiger」。栗色のトラ縞ということであろうが、これはイケてない。学術名は「Parantica sita」。Sitaは古代インド叙事詩のラーマーヤナという話に出てくる、美しい、悲劇のお姫様。 このアサギマダラ、マダラチョウ亜科に属するが、本州で見られる唯一のマダラチョウであり、また、現在分かっているところでは、日本で唯一長距離の渡りをする蝶である。 この蝶が渡りをするということが明らかになったのは、1981年というから比較的最近のこと。それ以前に沖縄で、わずか数日だけ集団の乱舞が見られ、そして忽然と消えてしまうことに気がついた人が、不審に思って調べ始めて分かったらしい。しかしながら調べるといっても相手は蝶。追いかけていくわけにもいかないし、鳥のようにタグを付けるわけにもいかない。ここで使われたのはハイイロミズナギドリの調査とは対照的に非常にローテクな方法。翅にフェルトペンで文字を書き込むのだ。 こうして調べられた結果、この蝶は1000km以上、場合によっては2000kmを超える距離を飛ぶことが分かってきた。驚愕なのは、海を越えて渡りをすること。台湾から国境を越えて飛んでくることも稀ではないらしい。 '08/7/13 |
| 〜蝶の渡り。その一〜 今日、ベランダの寄せ植えに、アサギマダラという蝶がきていました。カメラを持って写しに行ったけど残念ながら逃げられました。先日までちょうど渡り鳥の話を書いてましたが、このアサギマダラも渡りをする蝶ということで知られています。アサギネットという電子情報ネットワークなどにその詳しい話やアサギマダラに関するリンクが紹介されています。この蝶に出会ったのは2001年、白馬岳に登りに行ったときでした。大雪渓を上りきり、ちょっと荷物を降ろし一休みしているところに、きれいな水色の蝶がやってきて、私の足に止まりました。 こんな風に。
帰ってから調べて見るとアサギマダラという蝶で、ずいぶん長い距離を移動する蝶だということが判りました。 '08/7/6 |
| 〜梅雨に思うこと〜 週末にちょっと梅田に出かけ、山の店を覗いてきました。あー山に行きたい。
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| 〜なぜ、鳥は北を向くのか?その二〜 ちなみに、方角を知る能力は、渡りをやめた鳥にも残っているとのこと。ある研究者が生まれたばかりのヒヨコに赤いボールを見せて、親鳥だと思い込ませた。いわゆる「スリコミ」である。(罪なことをするなあ。) 次にヒヨコの四方にブロックを設け、ちょくちょくとヒヨコの北側のブロックの後ろに赤いボールを隠す。すると、ヒヨコはそれを学習し、「親鳥」を見失うと、いつも北側を探しに行くようになる。 これで準備完了。 そしてあるとき、ヒヨコの周りに東向きの磁場をかけると、あら不思議、ヒヨコは東側のブロックの裏を探しに行った。というわけである。 鳥の方角を知る能力は驚嘆に値するけど、ちょっと調べてみると、渡り鳥の飛翔能力にもあきれるばかりである。ハイイロミズナギドリという体長4〜50cmほどの渡り鳥は、一年間で6万キロ(地球1周半)も飛ぶことが判ったらしい。さらに餌をとるため、海底68mまで潜った奴もいたという。これを調べるのに使われたのはわずか6gの「フライトレコーダー」。どんなセンサーを使ってるのだろうかと気になるが、それは置いといて、鳥の話。 オオソリハシシギという鳥がアラスカからニュージーランドまでノンストップで8日間・1万キロを飛び続けたという記事もある。1日千キロ強!ほぼ東京〜大阪間往復にあたる。長距離トラックの運ちゃんもびっくりであろう。うらやましいほどタフガイ。 しかしながら、こういう鳥たちにとっては地上に降りているときよりも、飛んでいる方が楽で、半分寝ながら飛んでいるのではないかとの説もあるようだ。 方角を学習する能力を褒めたばかりではあるが、どうも渡りをする鳥よりも、しない鳥のほうが脳が重いという調査報告もあるようだ。餌が豊富な場所を求めて長距離を移動するよりも、一箇所に留まっているほうが危険が少ない。だけど餌の少ない季節を乗り越えるためには、知恵が必要だ、ということである。 転職は慎重に!ってことか?? '08/06/30 |
| 〜なぜ、鳥は北を向くのか?その一〜 記念すべき第一回目の話。話の始まりは、今年の初めに大学の同窓生と久しぶりに会って飲んだときのこと。その友人は大学時代はとてもやせていて、ついたあだ名が「もやし君」。彼とは卒業以来、20うん年会っていなかったが、その間に見事に体格が膨らんでいてとても「もやし」には見えない。でも、やっぱりわれわれの中での呼び名はもやし君。彼は現在、オックスフォードで研究していて(これって、すげーかっこいい!)、今回、関西の大学の教員募集の面接を受けに帰ってきた。そこで、関西にいるもう一人の同窓生と3人で飲まないかという話になったというわけ。 ・・・で、彼に「いま、何の研究をやっているの?」と聞いたときにかえってきた返事が冒頭のセリフ。 以下、もやし君が話してくれた話の概要。 渡り鳥が、飛んでいく方角を知るために、頭の中に方位磁石を持っているというのは良く言われている話。ところがどっこい、そのような鳥ばかりというわけではないらしい。とある研究者が、鳥の頭の辺りに強力な磁石を持っていくと、コンパスが狂ってしまって方向オンチになってしまう。ところが中にはそんなことされてもヘイチャラケな鳥もいるそうな。 では、そのようなタフな鳥さんは、どうやって方角を知るのか?
たぶんここからがもやし君の研究。一般に化学反応は磁場の影響を受けにくいものだが、不対電子を持つラジカル対は、そのスピンの非対称性から、反応において磁場の影響を受けやすいらしい。とりわけラジカル対の関与する、ある種の光反応においては、反応速度が結構磁場に敏感に感応する。 さらに渡り鳥には、方角だけでなく、自分のいる位置を地磁気を使って感知できる能力があるという説もあるらしい。地磁気は地面に水平に走っているわけではなく、緯度によって地面に鉛直な成分を持っている。これを鳥たちは検知しているというのだ。ホントならすごい。。。 ところで、迷惑にもコンパスを狂わされてしまったクダンの哀れな鳥君の運命はというと・・・、これが2、3日後にはちゃんとした方向に飛んでいくという。鳥は方角をコンパスだけに頼っているのではなく、太陽の位置でコンパスをちゃんと補正しているらしいのだ。鳥は生得の能力だけでなく、ちゃんと学習して方角を知るということである。 ますます尊敬してしまう。なにを隠そう私は方向音痴。 '08/06/27 |